椎間板ヘルニアについて②
椎間板ヘルニアの原因の一つである筋肉の硬さについて。
首の筋肉が硬くなると首や肩がいたくなってきます。
さらに硬くなると頸椎が圧迫されて椎間板が飛び出る原因になります。
では、どこの筋肉に原因があるのか?
多くの方は首の後ろの筋肉や肩の筋肉を緩めようとします。
そして多くの整骨院なども同じように首の後ろの筋肉を緩めようとします。
これでいいのか?
答えは半分正解半分間違いです。
半分と言うのは、首の後ろの筋肉は硬くなってるため、緩めていかないといけません。
しかし、首の後ろの筋肉が硬くなっている原因は前の筋肉が硬くなっているためのおこるのがほとんどです。
胸鎖乳突筋や広頸筋と言われる筋肉が硬くなって縮んでしまって首が前に出てしまっているのです。
そのため、首の後ろの筋肉が引っ張っられて硬くなっているのです。
首の後ろを緩めても前の筋肉が硬いままだと、また引っ張られてしまいますね。
さらに、前も後ろも硬いとどうなるのか?
斜め前、斜め後ろに働く力がかかり、真下に働く力が強くなります。
下に働く力が強くなると、椎間板が圧迫されヘルニアの原因になります。
根本的に治すには、首の後ろだけではなく、前の筋肉も緩めていかないといけません。